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2015年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第2戦参戦レポート

■開催日  2015年5月16日(土):単走 17日(日):追走 ■開催地 鈴鹿サーキット ■入場者 13,080人(2日間) 【5月16日(土) 天候:くもり 路面:ドライ】 ■単走予選 シード  ■単走決勝 23位 【5月17日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】 ■追走予選 勝利 ■追走決勝 2位 【2015シリーズランキング】 1位(65ポイント) 2015年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第2戦が三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。 鈴鹿サーキットは長いストレートを加速区間として1コーナーに飛び込むレイアウトで、D1GP開催コースのなかで最も進入速度は高く、その車速を生かして適切な位置からドリフトの振り出しを行うと、高得点につながるコースです。 トラストチームは初戦のお台場仕様に対し、エンジンパワー特性を高速サーキット向けに変更して臨みました。 シードのため土曜日の単走予選は免除となり、決勝からの参戦でしたが、午前中の練習走行は天候が回復せず、ドライコンデションが予想される決勝向けの走行ができないまま午後の決勝を向かえました。予報通りドライコンディションとなった決勝はドライバー、チームともに最高速を意識しすぎたせいか、オーバースピードでコース外走行となり10点の減点で23位に終わりました。
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日曜日の追走予選では GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo. の寺町選手と対戦。落着いた走りで難なく勝利しました。つづくベスト16では昨年の優勝者で今回も好調の TEAM MORI with GOODYEAR 高山選手と対戦。ここでも後追いではしっかり寄せ、先行では引き離す走りを決め手強い相手に勝利しました。ベスト8は GOODYEAR Racing with TOPTUL の高橋選手と対戦し相手の接触やコースオフなどで勝利、ベスト4では YUKE’S チームオレンジ の末永(直)選手との対戦となり、先行ではイーブン、後追いでは高速接近ドリフトを決めて勝利しました。この対戦は今回のベスト追走賞に選ばれ、川畑選手は2戦連続の受賞です。
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順当に勝ち進んで向えた決勝の相手は SUNOCO FAT FIVE RACING の齋藤選手。マシンパワー的にD1最強対決などと期待されるカードとなりましたが、今回は齋藤選手の最高速とノーミスの走りに敗れ、惜しくも準優勝となってしまいました。
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D1で一番の高速コースとなる鈴鹿では、優勝は勿論ですが、1コーナー進入の最高速記録も狙って車両の仕様を大きく変更して望みました。 エンジンはタービンサイズを変更して1100psまでパワーアップ。 前戦で課題となった加速については、しっかりと車速を乗せられるようにスタートから加速時のホイールスピンを抑える対策を施しました。 また、200km/hオーバーからのドリフトでリヤの振り出しをキッチリ止められるように、今まで試みなかったリヤの空力パーツも追加して望みました。 ところが土曜日は天候に恵まれず、シードだったのでドライでの走行が出来ないまま、 車両のセットアップも確認出来ない状態での単走決勝になってしまいました。 日曜日の朝の練習走行でも今ひとつだったので、5速進入を4速で引っ張りきるセッティングに大幅に変更しました。 これで走りが見違えるように良くなり、苦しいながらも決勝まで勝ち残り、斉藤選手に敗れましたが本調子で無いながらも しっかりとシリーズポイントを稼ぎました。 今回は狙った車両の仕様がコース攻略と合わなかった部分があったので、次戦筑波ではキッチリと勝ちを狙っていきたいと思います。

チーム監督 中上信吾

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 今回のD1グランプリ第2戦に向けて大幅にエンジン出力を上げ、鈴鹿サーキット特有のストレートが長いレイアウトで有利に戦えるように仕様変更をしてもらいました。 土曜日の練習走行ではウェットコンディションのため、本来のマシン性能を確認することが出来ず安全マージンを多くとった走りとなりました。その日は天気が回復する予報が出ていたので遅い速度が体に順応するのを防ぐために、2回目の練習走行をキャンセルしました。 お昼に同乗走行の時間が設けられ、ドライ路面の確認を含め2本走行をしましたが、今一つ感覚が掴めず終了し、その後行われた単走決勝では進入スピードと1コーナーの距離感が合わずにイメージ通りの走りが出来ませんでした。

日曜日の練習走行では、走りの完成度を上げるために試行錯誤しましたが、乗り方での対応に限界を感じ車への負担も大きくなることから、 ファイナルギアやリアのバネレートを大きく変更しコースに対応する作戦をとりました。 その結果、コントロール幅が増え追走で対戦していく度に徐々に調子も上がっていきました。 順当に決勝戦まで勝ち上がり、対戦相手は調子を上げていた齋藤選手となり自分のほぼ100%の力を出して走りました。 後追いではドリフトが戻るミスを出しましたが、入れ替えた先攻時にはほぼイメージ通りの走りをすることが出来、 勝負には負けましたが達成感のある終わり方でした。 次戦の筑波戦では乗りやすさを重視したセットアップを試み、優勝を目指して頑張りたいと思います。

ドライバー 川畑真人

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競技の間に行われたピットウォークでは川畑選手とGTRの人気が高く、販売ブースでのサイン会も盛況でした。

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 次戦は6月27日(土)、28日(日)の筑波サーキットになります。 コースの分析と更なる仕様変更、改良を行い、シリーズトップをキープしたいと思っております。 今後とも ご支援、ご協力の程、よろしくお願い致します。

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